Acerは、少し前から噂になっていたChromebookのニューモデル「Acer Chromebook R13」をリリースすることを発表しました。このモデルは、13.3インチ・タッチスクリーンを持つ初めてのコンバーチブルタイプのChromebookになります。
これは売れること間違いなし…
Acer Chromebook R13のスペック概要
Acer Chromebook R13はAndroidアプリの使用にピッタリのモデルといえそうです。
360°ヒンジ+タッチ機能付きフルHD・IPS液晶
Acerは、既に360°ヒンジを備えたコンバーチブル対応「Acer Chromebook R11」を発売していますが、今回のR13も同じように360°ヒンジを備えており、スクリーンを360°回転することによって、タブレットモードやテントモードに切り替えることができます。
また、タップやスワイプ、ピンチ・ズームジェスチャーに対応したタッチ機能がついたフルHD(1,920✕1,080)のIPS液晶を備えており、タッチ操作を前提として設計されている多くのAndroidアプリを使用するのにピッタリのモデルといえます。
64GBのストレージ容量と4GB RAM
Chromebookの多くは、換装できないeMMCをストレージとしており、その容量も16GBまたは32GBのモデルがほとんどです。たくさんのAndroidアプリをダウンロードし、使用することを前提とすると、容量不足を心配する人もいらっしゃるでしょう。
Acer Chromebook R13のストレージ容量は、16GBと32GBのほか、64GBも準備されています。また、RAMも4GBであり、メモリ不足を心配する必要もありません。
その他
その他にも、12時間のバッテリー駆動時間、デバイスを充電可能なUSB type-Cなどモバイルユースに必要な機能も備えています。
(スペック概要)
- CPU:MediaTek M8173C CorePilot quad-core
- RAM:4GB LPDDR3
- ストレージ:16GB、32GB、64GB eMMC
- スクリーン:13.3インチ・フルHD(1,920✕1,080)IPS液晶タッチ機能付
- インターフェイス:USB type-C、USB3.0、HDMI
- ネットワーク:802.11ac、Bluetooth 4.0
- バッテリー駆動時間:12時間
- 寸法:326W✕228D✕15.5H
- 重量:1.49kg
まとめ
写真を見る限り、ASUS Chormebook flipの13.3インチ版といえそうな好感の持てるデザインです。既に発売されているR11は少しチープな印象を受けるデザインでしたが、このモデルは良さそうですね。
ただ、CPUがIntel x86系ではなくARM系である点は個人的には少々残念です。Windowsアプリを動かせるCrossOver for Androidが、現在x86系CPUにしか対応していないからです。(将来的にARM系にも対応する計画のようです。)
発売時期は米国で10月、価格設定は399$〜となるようです。
ASUSのニューモデル「Chromebook C301SA」が霞む…
2016.10.8追記
米Amazon.comで予約が開始されています。
残念ながら、日本への直接配送には対応していないため、代行業者を利用する必要があります。