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ChromebookをWindowsファイル共有サーバーに接続する方法

2015年12月13日

Chromebookをビジネスで使う場合、ファイル共有をGoogleドライブのみで行うことを不安に感じる人がいるかもしれません。また、プライベートであっても、NASなどファイル共有サーバーを利用している人も少なくないでしょう。

僕もIntel NUC5PPYHをファイル共有サーバーとして利用しているので、今回は、Chromebookをファイル共有サーバー(Windowsサーバー)に接続する方法を紹介します。

Chromeアプリ「File System for Windows」を利用する

Chromebookをファイル共有サーバー(Windowsサーバー)と接続するために、「File System for Windows」というアプリを利用します。Intel NUC5PPYHのOSにはLinux(Ubuntu)を選択しましたが、同時にインストールしたファイル共有サーバーアプリ「Samba」がWindowsのファイル共有プロトコル「CIFS」を実装しているため、Windowsサーバーと同じように扱えます。

まず、Chromeウェブストアにアクセスして「File System for Windows」をインストールします。

File System for Windows − Chromeウェブストア 

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ウェブサイトにアクセスして青色「CHROMEに追加」ボタンをクリックします。

「File System for Windows」に許可する権限は「ローカルネットワーク上のデバイスの検出」と「ローカルネットワークまたはインターネット上のデバイスとのデータ交換」の2つ。サーバーに接続するためには、いずれも必要な権限ですね。

「アプリを追加」をクリックします。

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アプリが追加されたら、アプリランチャーから「Windows」と書かれたアイコンをクリックし、アプリを起動します。

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アプリ「File System for Windows」が起動します。

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各項目には、それぞれ下に示すとおり「(1) サーバーのIPアドレス」、「(2) アクセスするユーザー名」、「(3) ユーザーのパスワード」、「(4) サーバーの端末名」を入力します。アクセスするユーザーの設定等は事前にサーバー側で設定しておく必要があります。また、サーバーのIPアドレスや端末名も事前に調べておきましょう。

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ポート番号「445」はWindows2000/XP以降で導入されている「ダイレクト・ホスティングSMBサービス(Direct Hosting SMB Service)」というサービスで使用されているポートで、ポート番号の変更は必要ありません。

各項目を入力が済んだら青色「MOUNT」ボタンをクリックします。

すると「Select shared resource」という選択画面が表示されます。「Share」を選択し、「CONNECT」ボタンをクリックします。

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これで設定は完了です。

ファイル共有サーバーにアクセスする

ファイルアイコンをクリックすると、ダウンロードフォルダの下に接続したサーバーの共有フォルダがマウントされているはずです。共有フォルダ内のファイルを読み書きできますよ。

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まとめ

これでGoogleドライブだけでなく、事務所の共有サーバーや自宅のメディアサーバーに接続できるので、一層使いやすい環境を構築することができます。

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