ASUSがChromebook C300の後継機種となる「Chromebook C301」をリリースするようです。
LenovoやHP、Acerのニューモデルに続き、13.3インチFHD液晶を搭載しているようです。Androidアプリとブラウザを同時に開くには、FHD(1,920×1,080)くらいの表示領域は必要ということでしょうね。
Chromebook C301 のスペックの概要
ASUS Chromebook C301のスペックの概要は次のとおり。
- CPU:Intel Celeron N3160 (2.0-2.24GHz)
- メモリ:4GB RAM
- 記憶装置:16GB eMMC
- ディスプレイ:13.3 インチ 1,920 x 1,080
- 無線:IEEEa/b/g/n/ac、Bluetooth v4.2
- インターフェイス:USB 3.0 × 2, HDMI × 1, SDCard × 1
- 重量:1.35kg(2.98lbs)
- 価格:279$
液晶がIPSかTNなのかスペック表では確認できませんが、同価格帯のAcer Chromebook 14がIPS液晶を搭載しているので、IPS液晶搭載が期待されます。
CPUはクアッドコアのCeleron N3150のクロックアップ版であるN3160です。Chromebookの現行モデルの多くが採用するCeleron N2840よりも省電力で高性能。Passmark.comのPaformance Testのベンチ結果では約1.6倍の性能なので、一段とスムーズな動作を見込めそうです。
Intel Celeron N3150のCPU Mark
Intel Celeron N2840のCPU Mark
その他
最近リリースされた Acer Chromebook 14 や HP Chromebook 13 G1 はアルミニウム製筐体を採用し、デザイン性が高いモデルとなっていましたが、ASUS Chromebook C301の筐体はどんな仕様なんでしょうか。
写真を一見すると金属製ボディのようにも見えますが、現行モデルのC300と色違いのようにも見えます。
この辺りの情報については、5月30日開催のComputex 2016での正式発表を待つしかありません。
まとめ
Lenovo ThinkPad 13 ChromebookやHP Chromebook 13 G1のようにChromebookがハイパフォーマンス化し、価格が高額になっていくことを懸念していたので、279$という低価格帯モデルが存続することはわかり一安心です。
Chromebookは安くてナンボ。
ただ、ChromebookでのAndroidアプリの動作サポートが発表されているため、今後リリースされるChromebookはChromebook flipのような「2 in 1スタイル」やタッチ液晶搭載モデルが標準になるのかと思っていたのですが、普通のラップトップ・モデルがリリースされて少々意外でした。