Acer Chomebook 514が米Amazonに登場。Chromebook 13も ― 日本直送可

2018年10月にリリースされていたクラムシェル・タイプのニューモデル Acer Chromebook 514 の取り扱いが、米Amazonで始まっていました。

搭載CPUとストレージ容量が異なる2グレードの取り扱いで、いずれも日本への直接配送が可能となっています。

すでに国内販売されているASUS Chromebook C423の競合機種となるので、情報をまとめておきます。

Acer Chromebook 514 の概要

Acer Chromebook 514は、Chromebook市場のトップを走るAcerが放つスタンダード・モデルです。

スタンダード・モデルなので際立って特徴的な部分はありません。スペックもChromebookとしては一般的なものです。

（スペック概要）※ 米Amazon取り扱いモデル

しかし、金属性ボディであることやバックライド付キーボードを備えるなど、先に国内販売されている競合モデル ASUS Chromebook C423など同価格帯のモデルと比べると、質感や機能面で優れている部分があります。

外観は金属製ボディであるだけに、シャープな印象です。天板のエッジ部分は、おそらく同社のChromebook R13と同じような鏡面仕上げになっているように見えます。

ベゼルは狭く、特に横方向の幅はかなり狭くなっています。また、最近はベゼル部分は、AppleのMacBookのように黒色にするモデルが多くなっています（ASUS Chromebook C423も黒縁）が、Acer Chromebook C514はベゼル部分も金属となっています。

この差は、見た目にかなり影響するので好き嫌いが別れるところでしょう。

僕は黒縁よりも514の金属ベゼルの方が好きです。2018年にリリースされた新型MacBook Airより旧型のデザインの方が、今でもカッコイイと感じます。

米Amazonで取り扱いのある2グレードに搭載されているCPUはいずれもIntel Celeronです。

しかし、CB514-1H-C47Xに搭載されているCeleronがN3350で2コア、 CB514-1HT-C7AZに搭載されているものがN3450で4コアとなり、同じCeleronでもかなり違います。

シングルスレッド性能に大きな差はないので、ブラウザのみ使用している場合は差を感じないかもしれませんが、ブラウザ＋アプリなど複数の処理を行う場合はコア数の差が出ます。

2つのグレードの価格差が50＄であれば、4コアのN3450搭載モデルを購入しておいた方が良いかもしれません。

インターフェイス類は、最近のChromebookとしては標準的なものです。

右側面には、手前からUSB3.0 Type-A と USB3.1 Type-C端子が1つずつあります。それから、企業利用も想定してか、ケンジントンロックもあります。

続いて左側面。手前からオーディオジャック、microSDカードスロット、USB3.0 Type-A、USB3.1 Type-Cがあります。充電はUSB3.1Type-Cで行います。

キーボード面。バックライト付きキーボードです。キーピッチは不明ですが、両端のキーが狭いなどChromebookにありがちな変則キーボードではなく、標準的なものです。

シンプルなスタンダード・モデルでありながら、金属製ボディ、バックライト付キーボード、FHDディスプレイなどミッドレンジ・モデルと同等の装備・機能を持っており、満足感は高そうなモデルです。

特に、バックライト付キーボード搭載、FHDディスプレイであることは、いろいろ作業が捗って良いです。

深夜、薄暗がりの中でキータイプする人におすすめです！

Acer Chromebook Spin 13に隠れて影が薄いChromebook 13も、米Amazonで製品ページがひっそりと準備されています。

こちらはCore i3-8130Uを搭載したハイパフォーマンス・モデル。

高い！