ASUS Chromebit CS10 Chromebit レビュー 使い方・豆知識

Chromebitをデベロッパーモードにする方法

Chromebookをデベロッパーモードにする方法は、[ESC]+[F3]キーを押しながら電源を入れるという簡単な方法でした。Chromebitの場合はChromebookの方法と少し異なり、Chromeboxをデベロッパーモードにする方法に近いです。

今回はChromebitデベロッパーモードに移行する方法を紹介します。

1. リカバリーUSBを作成する

デベロッパーモードへ移行する前に、念のためリカバリーメディアを作成しましょう。リカバリーメディアの作り方はChromebookと同じようにChromebookリカバリユーティリティ・アプリを使って作成します。

(参考)Chromebook リカバリーメディアの作り方

2. Chromebitをデベロッパーモードに移行する

リカバリメディアが作成できたら、いよいよChromebitをデベロッパーモードに移行します。

Chromebitの電源をオフにする

まず、電源コードを抜いてChromebitの電源を落とします。
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リカバリーボタンを押しながら起動

次にリカバリーボタンを押しながら起動します。

リカバリーボタンは、Chromebitの裏側に穴(リカバリーボタンホール)がありますので、そこに安全ピン等を挿して押します。穴は結構小さいので、クリップでは挿さりません。ピンが必要です。

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ピンを奥まで挿すと少し抵抗あるので、それがボタンになっています。グッと押し込みながら電源プラグを挿して起動します。

するとリカバリーモードに移行します。

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[Ctrl]+[D]キーを押す

[Ctrl]+[D]キーを押します。

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再度リカバリーボタンを押す

OSの確認機能をオフにするかのどうかの確認画面が表示されるので、再度ホールにピンを挿してリカバリーボタンを押します。
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するとChromebitが再起動して「赤い感嘆符」の画面が表示されます。

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再度 [Ctrl]+[D]キーを押す

「赤い感嘆符」の画面でもう一度[Ctrl]+[D]キーを押すと、端末が再起動し、デベロッパーモードへの移行が始まります。約10分程度かかります。

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移行が完了するとChromeOSが自動的に再起動し、初期設定画面が表示されます。

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初期設定を進めれば、デベロッパーモードとしてChromebitを使うことができます。

初期設定後、デスクトップで[Ctrl]+[Alt]+[T]キーを押せば、ターミナル画面が起動します。

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まとめ

Chromebitはスティック型デバイスなので、基本的にはブラウジングや動画再生、デジタルサイネージなど軽易な用途向けですが、デベロッパーモードにすれば、Croutonを使ってUbuntuをインストールしたり、Chromebrewで開発環境を実装する等使用用途を広げることができます。

Chromebitに搭載されているCPU(RockChip RK3288C)はGoogleOctane2.0ベンチで7,365をマークしており、スティック型WindowsPCの多くが搭載しているIntel Atom Z3735F等よりも高性能(Intel Atom Z3735FのOctane2.0ベンチマークは3,000台)です。

なので、デベロッパーモードでUbuntuをデュアルブートすれば、他のスティック型PCよりも遊べるデバイスとして魅力的だと思います。

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