ASUS Chromebit CS10 Chromebit Chromebook レビュー HDMIドングル

「ASUS Chromebit CS10」が到着。開封レビュー

2015年12月1日

chromebit-from-usa米Amazon.comに注文していたASUS Chromebit CS10が到着しました。11月25日に注文して到着したのが11月30日。わずか5日間で到着です。米Amazon.comも国内感覚で使えてしまいそうで、現代の物流ネットワークには恐れ入ります。

さて、早速開封レビューです。

開封レビュー

Chromebit CS10の箱は、最近のデジモノによくある感じのデザインです。ただ、箱はペコペコ。さすが85$だけあってコストダウンの形跡を感じます。

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同封物は(中央)Chromebit本体、(上)電源アダプタ、(下)HDMI延長ケーブルの3点とマニュアル類のみ。

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開封して一番最初の印象が「思っていたよりデカイ」ということ。長さはChromeCastの2倍くらい、厚みも1.5倍くらいあります。

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そして、残念なことに製品発表時のプロトタイプにはあったHDMI端子の角度を調整できる機構は、実装されなかったようです。

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↓プロトタイプはコレ。ディスプレイ裏側のHDMI端子に直接挿すにはChromebitは少々長いので、この調整機能はあった方が良かったと思います。

asus_chromebit-protosource : japan.cnet.com

そんなわけでディスプレイのHDMIに直接挿すのが角度的に困難なので、HDMI延長ケーブルを使って接続しました。

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HDMIケーブルと接続し、電源ケーブルを挿し、USBキーボードを挿し…とここで気が付いたのですが、なんとChromebit CS10には電源スイッチがありません。ChromeCastやAmazon fireTV stickにも電源スイッチはありませんでしたが、Chromebitは一応PCなのにスイッチがないなんて少々驚きました。

起動と Octane2.0 ベンチマーク計測

つまり、ACアダプタをコンセントに挿すと同時に起動します。コンセントを挿すとたちまち起動し、所有しているASUS Chromebook C300maと同じ設定画面が表示されます。淡々と設定を終わらせます。ちなみに設定後の起動時間は約10秒くらいでした。

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Chromebit CS10のCPUは多くのChromebookが搭載しているIntel X86系ではなく、ARM系のRockChip RK3288Cとなります。快適に動作するのか少々不安だったのですが、しばらくブラウジングした感じでは引っ掛かり等もなく快適に動作するようです。

GoogleのJava scriptベンチマーク Octane2.0で計測してみると「7365」の結果となりました。

Chromebit-Octane 2

Intel Celeron N2830を搭載するASUS Chromebook C300maを計測した数値が「7423」なので、最近販売されているChromebookと同等の性能はありそうですね。

Octane_score_c300ma

まとめ

到着後、とりあえず開封して起動してみましたが、85$(約10,800円)のPCとしては満足いく性能だと思います。

ただ、Octane2.0のベンチマークを走らせた後、Chromebit本体が温かくなりました。薄型ノートPCの裏面と同じ程度の発熱なので特に問題ありませんが、動画を長時間見たりした時にどこまで発熱を抑えられるか、これから試してみたいと思います。

(2015.12.7追記)続・「ASUS Chromebit CS10」購入レビュー ― 動画視聴編

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