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Chromebook 国内モデルを比較してみた(2015年4月時点)

2015年4月18日

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Chromebookを買おうと思い、どの端末が良いのか比較してみました。国内で販売されているモデルを対象にしています。

photo credit: Acer Chromebook 13" via photopin (license)

スペック比較

まずは国内モデルのスペック比較です。概ね3万円前後で売っている標準的仕様のモデルです。

その他モデルについては、こちらにまとめています → Chromebook 一覧

 CPUメモリストレージディスプレイ画面解像度グラフィック
アクセラレータ
インターフェイスワイヤレス入力装置バッテリー
最大駆動時間
サイズ重量
Dell
Chromebook11
Intel
Celeron
2955U
4GB16GB11.6インチ
LCD(タッチなし)
1366×768Intel HD
Graphics
HDMI×1
USB2.0×2
USB3.0×1
SDメモリカード×1
IEEE802.11
a/b/g/n
Bluetooth 4.0
キーボード
タッチバッド

10時間
高さ25mm
幅294mm
奥行200mm
1.32kg
Acer
Chromebook11
(CB3-111-H14M)
Intel
Celeron
N2840
4GB16GB11.6インチ
アクティブマトリクス
TFT液晶(タッチなし)
1366×768Intel HD
Graphics
HDMI×1
USB2.0×1
USB3.0×1
SDメモリカード×1
IEEE802.11
a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.0
キーボード
タッチバッド
3220mAh
8.5時間
高さ18.7mm
幅299mm
奥行202mm
1.10kg
ASUS
Chromebook
C300MA
Intel
Celeron
N2830
4GB16GB13.3インチ
TFTカラー液晶
(タッチなし)
1366×768Intel HD
Graphics
HDMI×1
USB2.0×1
USB3.0×1
SDメモリカード×1
IEEE802.11
a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.0
キーボード
タッチバッド

10時間
高さ20.3mm
幅329mm
奥行230mm
1.4kg

ヌルヌル感を求めるならDell Chromebook11

国内販売されている標準的な仕様のChromebookのCPUはIntel Celeronです。でも機種によって、Celeronのモデルが異なります。

DellのChromebook11はCeleron 2955Uで1.4Ghz駆動です。AcerのChromebook11(CB3-111-H14M)は、Celeron N2840で2.3GHz駆動。ASUSのChromebook C300MAはCeleron N2830で2.1GHz駆動です。

それほど大きな差は無いかもしれませんが、CPUの処理性能は

2955U(Dell) > N2840(Acer)> N2830(ASUS)

となります。

2955UがHaswell、N2840とN2830はBayTrailなので、2955Uの方が一世代古い型なのですが速いです。

少しでもヌルヌル動く感覚が欲しいなら、2955Uを搭載したDellが良いでしょう。

※消費電力はHaswell(2955U)が15Wに対して、新しい世代のBayTrail(N2840、N2830)は7.5Wと半分になっていますが、必ずしもバッテリー最大駆動時間が伸びているワケではないようです。2955Uを積むDell Chromebook11とN2830を積むASUS Chromebook C300MAが10時間であるのに対して、N2840を積むAcer Chromebook11は8.5時間しか持続しません。バッテリー容量など他の要因もあるんでしょうね。

持ち運びのしやすさを求めるならAcer Chromebook11

Chromebookの購入動機として、モバイル端末としてのニーズがあると思います。携帯性や軽さだけなら、MacBook Airやレッツノートなどが有名ですし、最近ではNECのLavieZが13.3インチノートPCとして世界再軽量みたい。

でも、そうした有名ドコロは高い。どのモデルも10万円以上する。価格のせいで、取り扱いが慎重になるんですよね。持ち運びやすさを追求したモバイルPCなのに、おいそれと持ち出せない感があります。

しかし、Chromebookは違います。3万円前後。

万が一、落としてしまっても、何とか笑っていられる価格。

精神的なモビリティは間違いなくトップクラス。

どうせ外出時に求められる機能なんて、メール、ブラウザ、軽いテキスト編集ぐらい。あとプレゼンテーション・アプリが動けば十分でしょう。なので、Chromebookはどれでも持ち運びしやすいと思いますが、携帯性を重視なら11インチモデルのDell Chromebook11かAcer Chromebook11(CB3-111-H14M)です。

このうち、最長駆動時間が優れるのはDellで10時間(Acerは8.5時間)、重量が軽いのはAcerで1.1kg(Dellは1.32kg)となっており、一長一短です。重さか駆動時間のどちらを重視するかでしょう。

13.3インチモデルはASUS Chromebook

携帯性を重視するなら11インチモデルですが、11インチディスプレイって画面が小さくて、人によっては見にくい、肩が凝るということがあると思います。その点、ASUS Chromebook C300MAは13.3インチディスプレイを搭載している点が長所です。

ASUSの同モデルは、最長駆動時間は10時間と長く、重量も1.4kgで、11インチモデル(Dellは1.32kg)と大して変わりません。普段、大きめのカバンを持ち歩いている人にとっては、携帯性は変わらないと思います。

僕はコレを選んだよ

僕は最初のChromebookにASUS Chromebook C300MAを選びました。

一番の理由はディスプレイサイズ。過去に11インチのノートPCを使って眼がすごく疲れた経験があったので、コレを選びました。加えて値段が安かった。ASUSアウトレットで、メモリ4GBモデルが27,800円。国内モデルで4GB搭載機種は、まだ3万円以上します。Acerは3万円前半、Dellは4万円前半ぐらいです。

ChromeOSで満足できるかわからなかったので、まずは安い機種をお試し導入しました。これから、レビューを書いていくつもりです。

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