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後悔しないChromebook選び 2017

      2017/06/24

By: bark

2017年に入り、ASUS Chromebook flip C302CAやSAMSUNG Chromebook Pro / Plusなど魅力的なモデルのリリースが続くChromebook市場。米国ではどんどん普及が進むなか、日本でもSAMSUNG Chromebook Pro / Plusが発表されてから、そろそろChromebookを買ってみようかと思っている人が増えている気がします。

そんな訳で、2016年に引き続きどんなポイントに着目してChromebookを選べばよいかまとめてみました。

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Chromebook各モデルの大きな違い

国内販売モデル、海外販売モデルを含めて、各メーカーから販売されているChromebookの違いは、概ね次のとおりです。

【液晶モニターの違い】
・モニターサイズ(10.1, 11.6, 12.3, 12.5, 13.3, 15.6インチ)
・表示解像度(1280✕800, 1366✕768, 1920✕1080, 2400✕1600, 3200✕1800)
・表示方式(TN、IPS)
・タッチパネル機能の有無

【CPUの違い】Intel製またはARM系CPU

【ストレージ等の違い】
・メモリ容量(2GB, 4GB, 8GB, 16GB)
・ストレージ容量(16GB, 32GB, 64GB, 128GB)
・ストレージ種別(eMMC, SSD)

【本体の形態の違い】ラップトップ、2 in 1 スタイル

【その他】Androidアプリ対応(未対応)または非対応

Chromebookは基本的にChromeブラウザを使うだけの端末なので「どのChromebookを選んでも大差ありません」と後悔しないChromebook選び 2016 では書きましたが、昨年とは状況が変わっています。ChromebookのAndroidアプリの対応(アプリ側の対応も)が進んでおり、今後Androidアプリを使用する機会が増えていくでしょうから、快適にAndroidアプリが動作するモデルを選ぶ必要があります。

メモリ容量は4GB以上、ストレージ容量は32GB以上のモデルを選ぶことをオススメします。

もちろん、Androidアプリ対応モデルを選ぶことも忘れずに。2017年以降に発売されるChromebookはすべてAndroidアプリ対応なので、新しいモデルを購入するのであれば心配ありません。

この点を押さえておけば、一般的なブラウジングとAndroidアプリの使用において支障はありません。あとは、主な使用目的に合わせてモデルを選んでいくだけです。

 

使用目的毎のおすすめモデル

1.モバイルでの利用なら軽量なモデルがオススメ

もし、Chromebookを持ち歩くことを想定して購入するなら、軽量・コンパクトなモデルがオススメです。

ASUS Chromebook flip C100PA 重量 890g

Chromebookのヒットモデル。リリースされてから丸2年が経過しましたが、未だに売れ続けています。重量は890gと軽量で、ボディ寸法もほぼB5サイズ(10.1インチ液晶1,280✕800)と小さく、モバイル用途にはピッタリのモデルです。搭載CPUがARM系のRockChip RK3288Cと少し古いので、最新モデルと比べると動作にキビキビ感が足りませんが、普通に使う分には支障ないです。

新型の登場が噂されているので、待てる人は待った方が良いかもしれません。今から現行モデルを買うならストレージ容量32GBモデルを選んだ方が良いでしょう。

SAMSUNG Chromebook Plus 重量 1.08kg

2017年発売されるChromebookの大本命。12.3インチ(2,400✕1,600)モデルでありながら、11.6インチモデルとほとんど変わらないボディサイズを持ち、重量も1.08kgと軽量です。ボディも薄く、モバイル用途に適しています。CPUもAndroidがネイティブ動作するOP1(RockChip RK3399)を搭載しており、前述のASUS Chromebook flip C100PAに比べて動作は快適です。

ただ、Chromebookとしては価格設定がやや高めです。性能・品質を考えれば当然なのですが、安価なChromebookが多い中では目立ってしまいますね。

(関連記事)SAMSUNG Chromebook Plusを買いました ー 購入レビュー

2.動画視聴や画像加工なら高解像度・IPS液晶搭載モデルがオススメ

Andoridアプリの対応が進み、Chromebookでも動画視聴や画像加工をしやすくなってきました(※動画視聴については、一部サイトで字幕文字化けの問題が依然として残っています)。

動画を視聴するなら美しいIPSディスプレイで見たいですし、特に写真や画像を扱うのであれば、色再現性の高いディスプレイを搭載したモデルを選びたいです。最近ではフルHD(1,920✕1,080)液晶を搭載したChromebookも増えてきましたが、本体が安価であるため、すべてのモデルが発色のよい液晶を搭載している訳ではありません。

ASUS Chromebook C301SA

2016年9月に発売されたものの「在庫なし」の状態が長期間続いたせいか、影の薄いモデルとなっていますが、Chromebookで唯一 sRGB 100%(RGB75%, NTSC72%)の色再現率を誇る13.3インチ・フルHDディスプレイを搭載したモデル。CPUはCeleron N3160と標準的なものですが、快適に使えます。米Amazonでは、ストレージ(eMMC)容量が16GBのモデルと64GBのモデルが売っています。タッチ液晶を搭載していない点だけが残念。その他の性能の価格のバランスは良いモデルです。

SAMSUNG Chromebook Plus / Pro

色再現率の数値データはありませんが、ディスプレイの発色の良さは間違いありません。ディスプレイ解像度も2,400✕1,600であり、非常に広い作業領域を確保できます。また、このモデルにはChromebook初となるスタイラスペンが搭載されています。筆圧感知に対応しているアプリがまだ少ないですが、画像加工には役立つツールです。

3.快適性を求めるならIntel製CPU搭載モデルがオススメ

Chromebookに搭載されているCPUは、Intel製のCeleron Nシリーズが一般的で、その他にもCeleron Uシリーズ、Core Mシリーズ、Core i Uシリーズがあります。Androidアプリがネイティブ動作するOP1(RockChip RK3399)をはじめとしたARM系を搭載したモデルも増えていますが、これまでChromebookを7台(ARM系✕2台、Celeron N✕2台、Celeron U✕2台、Core M✕1台)使用した感じでは、操作反応のスムーズさや全体的な快適さではIntel製CPUを搭載したモデルの方が優れていると感じます。

Celeron UやCore i Uシリーズは高性能ですが、機種によってはファン音が気になるので、静かなPCが欲しい人は、ファンレスのCeleron NかCore M搭載モデルがおすすめです。

Acer  Chromebook R11

人気モデルのASUS Chromebook flip C100PAと同時期に発売されながら、C100PAの影に隠れて目立たない良モデル。本体重量が11.6インチモデルとしては少々重く1.25kgあり、ボディサイズも若干大きめですが、その分フルサイズのキーボードや大きめのタッチパッドを搭載していて使いやすいです。CPUはCeleron N3150を搭載しており、ASUS Chromebook flip C100PAより快適に動作します。Windowsアプリが動作するCrossOver for Androidがいち早く対応するなど、割と面白いモデルです。

なお、国内モデルはデュアルコアのCeleron N3060(1.6 – 2.48GHz)、米Amazonで売っている海外モデルはクアッドコアのCeleron N3150(1.6 – 2.08GHz)を搭載しています。

(関連記事)Acer Chromebook R11 購入レビュー

国内モデルはこちら↓

ASUS Chromebook flip C302CA

Intel Core M 6Y30搭載モデル。ChromeOSとCore Mの相性は抜群で、Google Octaneベンチマークでは22,000超をマークし、ウルトラスムーズに動作します。英国ではIntel Core M 6Y75搭載モデルも発売されましたが、日本円に換算して12万円超と非常に高価です。ChromeOSにはCore M 6Y30で十分です。このモデルを使うと、他のChromebookを使わなくなるほど快適です。

(関連記事)ASUS Chromebook flip C302CAを買いました ー 購入レビュー

SAMSUNG Chromebook Pro

SAMSUNG Chromebook Plusの上位版でCore M 6Y30 を搭載したモデル。2017年4月発売予定。価格が549$と高いですが、Plusの価格+100$で Core Mが搭載されるなら、価値ある100$でしょう。SAMSUNG Chromebook PlusにサクサクCPUが搭載されれば、名機間違いなしです。

※購入してレビュー予定です。 → 購入をやめました。

Acer Chromebook R13

Acer Chromebook R13はIntel製CPUではなく、ARM系のMediaTek M8173Cを搭載していますが、他のARM系と比べて非常にスムーズに動作します。ARM系であっても、このCPUを搭載しているモデルであれば、快適に使うことができるでしょう。体感的には、Intel CoreMには及ばないものの、それに近い印象で、Celeron N系よりは確実に上だと感じます。

(関連記事)Acer Chromebook R13 購入レビュー

4.子ども用なら頑丈なモデルがオススメ

米国では教育市場で圧倒的なシェアを持つChromebook。本体価格が安いということもあり、お子さん向けに購入を検討されている方もいらっしゃると思います。子ども用なら、飲み物をこぼしても平気で、多少落としてもビクともしない頑丈な教育現場向けモデルを素直に買うのが良いでしょう。

ASUS Chromebook C202SA

キーボードは防水仕様、約1.2メートルからの耐落下性能と、多少無茶に扱っても大丈夫なモデル。分解しやすい構造や180°開閉ヒンジを搭載しているなど教育現場向けといえる仕様となっています。価格も安くおすすめです。

Acer Chromebook 11 N7

CES2017で発表されたニューモデルで、ASUS Chromebook C202SAのAcer版といえるモデル。C202SAにはないタッチ液晶も選択できます。また、ASUS Chromebook C202SAはボディ四隅のカラーゴムがポップなデザインですが、こちらはグレー単色の事務的で落ち着いたデザイン。頑丈なモデルが欲しい大人はコチラの方が良いかも。

5.LinuxのデュアルブートならSSD換装可能なモデルがオススメ

僕自身はAndroidアプリが利用できるようになって、デュアルブートしたLinuxを使う機会は減りましたが、「ChromebookにUbuntuをインストールする方法」の記事が読まれ続けていることを踏まえるとニーズはまだまだあるようです。

多くのChromebookはマザーボードに直付されたeMMCをストレージとしているため増設できませんが、M.2 SSDを搭載していて、256GBや512GBのSSDに換装できるモデルもあります。デュアルブートしたLinuxで大容量を必要とするなら、SSD換装可能なモデルが良いでしょう。

Acer Chromebook C740-F34N

神機C720の後継機で、CPUにCore i3-5005U、ストレージにM.2 SSD(2242)を搭載したモデル。まさにLinuxをインストールしてくださいと言っているような構成です。ディスプレイの解像度がHD(1,366✕768)に留まっているのが残念に感じるかもしれませんが、11.6インチには妥当な解像度です。

Celeron 3205Uを搭載した下位モデルであれば、米Amazonで安価に入手できます。

 

ChromeOSの将来展望から

AndroidとChromeOSの統合についてはGoogle幹部が公式に否定していますが、実際には、ChromeOS上でAndroidアプリが動作するようになるなど、2つのOSの統合は確実に進んでいると見られます。2017年になってからは、SAMSUNG Chromebook Plusを皮切りに、(主に教育市場向けですが)スタイラスペンを搭載したモデルが出始め、ChromeOS搭載のタブレットデバイス登場の噂もあり、ChromeOSとAndroidの境界は一層曖昧なものになっていきそうな気配です。

冒頭でも書きましたが、これからChromebookを購入するのであれば、Android対応モデルを選択することはもちろんのこと、Androidアプリを快適に使うためにも、できればタッチ機能付きディスプレイを搭載したモデルを選んだ方が良いでしょう。

(関連記事)ChromebookのAndroidアプリ対応状況まとめ

 

総括 ― ベストバイは「SAMSUNG Chromebook Plus / Pro」?

使用目的別におすすめChromebookをまとめてみました。「後悔しないChromebook選び 2016」 では「ASUS Chromebook flip C100PA」をベストバイとしましたが、いまは魅力的なモデルが増えているので、ベストバイはコレ!と断言できるモデルがありません。

あえて言えば、使用目的別のおすすめモデルとして3回登場した SAMSUNG Chromebook Pro/Plus かもしれません。快適性を求めるのであれば、Core Mを搭載したProの登場(2017年4月予定)を待つことをおすすめしますが、普通に使う分にはPlusで必要十分です。

ただ、SAMSUNG Chromebook Plus / Proは449〜549$とChromebookとしては価格が高いです。やはり、後悔しないChromebook選びには「安さ」が重要な要素で、安い・タッチ液晶・泥アプリ対応の三拍子揃ったモデルを選ぶことが大切です。

この3要素を備え、快適に使えるモデルはAcer Chromebook R11。米Amazonならギリギリ3万円台で買えます。

もちろん、噂されている2016年のベストバイ・モデル「ASUS Chromebook flip C100PA」の後継機を待つのもアリです。

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