Chromebookの購入を検討されている人の中には、株取引に使おうと考えている方がいらっしゃるようです。
実際、「Chromebook 株投資」のように検索して、このブログをご覧頂いているケースが少なからずあります。なので、実際に取引できるのか証券会社のウェブサイトにChromebookからアクセスして確認してみました。
株取引ツール
証券会社が提供している専用トレードツールのほとんどはWindows向けに提供されています。例えば、楽天証券のMarketSpeedや松井証券のネットストック・ハイスピード等です。これらはWindows用アプリなので、当然Chromebookで使うことはできません。
※ デュアルブートしたUbuntuでWineを使用してもMarketSpeedは動作しませんでした。ネットストック・ハイスピードは未確認。
Chromebookで株取引する場合は、ウェブサイトにアクセスして売買することになります。
Kabu.com証券
Kabu.com証券ではカブボード・フラッシュとカブボード・チャートが動作します。Flashを使って提供されているため、Chromebookでも各操作や発注機能が使えます。
ただし、高機能なウルトラチャートについては、Javaプラグインが必要であり、Chromebookで使用することはできません。
楽天証券
楽天証券の主要なトレードツールはMarketSpeedですが、WindowsまたはMacOSXでしか提供されていないため、Chromebookでは使用できません。Chromebookで取引する場合はウェブ画面上での取引となります。
Kabo.com証券と比べるとちょっと見劣りします。
まとめ
管理人の口座がある証券会社しか試せていませんので、あまり参考にならなかったかもしれませんね。
Chromebookで株取引する場合は、Flashで動作しているブラウザ・ツールがある証券会社の方が良さそうです。
ただ、FX業者の一部(下は上田ハーローFX)ではFlashで動作するトレードツール画面でHulu字幕文字化け問題と同じような症状を確認しています。このため、自分が使っている証券会社のツールがFlashで動作しているからといって100%使える訳でないので注意が必要です。
モバイル環境で株取引やFXトレードをするためにChromebookを導入しようとしている方は、WindowsノートPCを選択するか、リモートデスクトップでWindowsPCにアクセスした方が良いでしょう。