先日(2015年9月29日)、Chromecastの新型端末「Chromecast2.0」が発表されました。Chromebook使いとしては大きな期待をいてニューモデルの登場を待っていたのですが、正直期待ハズレの端末でした。
期待ハズレな理由
期待ハズレな理由は至ってシンプル。ほとんど旧モデルと変わらないということです。
それだけ旧モデルの完成度が高かった、或いはシンプル機能の端末なので新しい機能を加えようがないのかもしれませんが、新モデルと旧モデルの差で、目立った点は次ぐらい。
- 筐体デザインの変更:TVの裏だし、どうでもいい。
- カラーバリエーション:TVの裏だし、どうでもいい。
- WiFi 802acをサポート:Wifi接続が切れたことない。
- Fast Play機能で次の動画を迅速に再生:そんなに焦ってTV見ないよ。
旧モデルのWifi接続に不具合がある人を除けば、わざわざ旧モデルから新モデルに買い換えるほどの変更点はないようです。
Chromecast Audio は魅力的
一方、動画ストリーミングではなく、音楽ストリーミングに特化したChromecast Audioは興味津々で、日本国内販売と同時に購入するつもり。
Chromecastと同じ仕組みでキャストするのであれば、Chromecast Audioを自宅にあるオーディオ機器と接続(3.5mmオーディオポート / RCA / 光デジタル出力)して、キャスティングに対応した音楽配信アプリを使えば、スマホやタブレットを別のことに使っていてもメッセージ受信音やゲーム音等がスピーカーから再生されることもないはず。
その点で、↓のような既存のオーディオ・ワイヤレス・レシーバーとは全く別物です。
まとめ
Chromecast Audioは魅力的だけど、Chromecastは旧モデルで十分。
新型Chromecastの代わりにAmazon Fire TV Stickを買いました。
ちなみに、同時期にAmazonから発売されたFire TV Stickを購入してみました。
(レビュー記事)「Amazon fireTV Stick」が到着。Chromecastとの比較レビュー
理由は次の2点。
- ChromecastではAmazonプライムビデオをストリーミングできない。
- Amazon Fire TV Stickにはリモコンがある。
1については、Amazon自身がChromecastへキャスティングさせる気がないため、アプリ対応が当分無さそう。現時点でChromecastを使うには、Chromeブラウザで再生してTVにキャストする方法しかありません。Amazonプライムビデオを気軽に使いたかったのです。
2については、Chromecastで再生中の動画を一時停止にしたい時にいちいちスマホを操作するのが面倒と感じていたので、リモコンで操作するFire TV Stickに魅力を感じました。なんでもかんでもスマホに操作系を集約化するのが流行っていますが、原始的リモコンの方が使いやすいよ。
※自宅のTVが新しくHDMI-CECに対応している場合は、Chromecastの操作をTVのリモコンでできるそうです。
(2016.2.18追記)Chromecast2とChromecast Audioが国内販売開始
2016年2月18日にChromecast2、Chromecast Audioが国内販売開始となりました。上述の宣言どおり、早速Chromecast Audioを楽天Booksで注文しましたよ。
(レビュー記事)「Chromecast Audio」購入レビュー ― Chromebookから音楽をキャストする設定手順
Chromecast Audio
価格:4980円(税込、送料込)
なお、Chromecast2、Chromecast AudioともにGoogleplayストア、楽天、ヤマダウェブコムで購入できるようです。※2月18日19時現在Googleplayストアでは注文不可。ビックカメラ.com、ヨドバシカメラでも後日購入可能になるようです。