Acer Chromebook R11 Chromebook Chromebook レビュー

いまさらAcer Chromebook R11を買ったワケ

2016年11月23日

chromebook_r11Acer Chromebook R13が登場し、ASUS Chromebook flip2やSamsung Chromebook PROが噂される中、いまさらAcer Chromebook R11(4GBモデル)を米Amazonで購入しました。

現在空輸中なので、到着までにいまさらこのモデルを購入したワケをまとめてみます。

購入の契機

購入の契機というか、いまさらChromebook R11に注目したのは、日本エイサーが今月(2016年11月)11日にこのモデルを国内リリースしたからです。

Chromebook R11は同時期にASUSからリリースされたChromebook flipに、ユーザーの注目を完全に奪われてしまった冴えないモデルですが、CPUにクアッドコアのIntel Celeron N3150(国内モデルはデュアルコアのN3050)を搭載しており、処理能力はそこそこ優秀です。

僕はChromeOSのAndroidアプリ対応と同時にChromebook flipを入手してから、flipを日常的に利用してきました。flipはコンパクトかつ軽量なモデルなので、外出時の持ち歩きに便利で、室内でもソファでゴロゴロしながら使うにはピッタリのモデルでした。

ASUS Chromebook flipの不満な点

しかし、長期間使っていると不満な点も出てきます。主に、次の2点です。

  1. 英字入力から日本語入力に切り替える際にもたつきが目立つこと
  2. 重いサイトの表示したタブの切り替え時や、サイト編集時に一時的に固まる(すぐに復旧するのですが…)挙動がみられること

ASUS Chromebook flipはウェブ閲覧とAndroidアプリの使用を主体とすれば、名機といえる素晴らしいモデルです。でも、サイト編集作業をしようとすると搭載CPU「RockChip RK3288C」のパワーに不足を感じます。

そこで、安定のIntel製CPU Celeron N3150を搭載し、Androidアプリ対応モデルでもあるAcer Chromebook R11を購入することにしました。

flipよりもボディサイズが大きくなり約400g重くなるので、機動性は低下しますが仕方ありません。

最新モデルとの比較

もちろん、今年に入ってから発表された魅力的なニューモデルも考えました。しかし、搭載CPU、重量、価格の点からChromebook R11を選択しました。

VS Acer Chromebook R13

まず、比較対象として考えたのは、R11の兄弟機のR13です。米Amazonからの直接配送はできないものの、転送代行業者を使えば入手できるモデルです。

 

価格も100$ほど高くなりますが、R13は金属製ボディであり、チープな印象を受けるR11よりも見た目はイケてます。また、ディスプレイ解像度もフルHD(1,920×1,080)であり、ウェブ編集時の作業領域を広く確保できる点は評価できます。

ただ、このモデルは重量が1.49kgと重い。外出時にもっていくには1.2kg台が限界です。

また、CPUがARM系のMediaTek M8173Cである点が少々心配なところです。R11を選んだ理由の一つがWindowsアプリを動かせるCrossOver for Androidを動かしてみたいということもあり、x86系CPU以外のこのモデルは選択肢から外しました。

VS ASUS Chromebook C302SA (flip2?)

Chromebook flip2と噂されるモデルです。正式にリリースされていないのですが、なぜか予約できる海外サイトが複数あります。

chromebook_flip2-2

このモデルは非常に魅力的なモデルです。

CPUはIntel Core m3-6Y30、メモリは8GB、12.5インチのフルHDタッチ液晶を搭載し、重量も1.2kgと軽量なので、僕の求めるスペックを満たしています。

ただし、高い。Core Mを搭載した時点で高価格になるのは仕方ないのですが、使用が限定されているChromebookに667€(日本円で約7.8万円)を出す気にはなれませんでした。ほぼ同じ価格出せば、米AmazonでMicroSoft Surface PRO4が買えてしまいます。

VS Samsung Chromebook PRO

2016年10月5日に噂の記事を書いたSamsungのニューモデルです。

chromebook-pro-07

アスペクト比4:3の12.3インチ高精細タッチ機能付ディスプレイ(2,400×1,600)、スタイラス搭載、重量1.08Kg、非常に優れたデザインのアルミニウム製ボディなど搭載CPUがRockChip製である点を除けば、超魅力的なスペックです。

Intel製CPUでないので、今回の選考から外しましたが、一度Samsung製品を使ってみたい気持ちもあり、リリースされたら別途購入するつもりです。

まとめ

ダラダラと書きましたが、要はIntel製CPUを搭載し、Androidアプリ対応の安いChromebookが欲しかったという話。

商品が到着したら、またレビューします。

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