ASUSがChromebitの国内販売を1月中旬から開始することを発表しました。本日(12月17日)から一般向けの店頭予約が開始されるようです。法人向け販売は12月18日から開始される模様。
気になるお値段はオープン価格ですが、実売19,500円(税込)前後の見込みだそうです。
高い!!
米国では85$(≒10,500円)なんだが…。
Chromebitのスペック
ChromebitはChromeOSを搭載したスティック型PCで、スペックは次のとおりです。
- CPU:Rockchip RK3288-C 1.8GHz
- GPU:Rockchip Mali T764
- メモリ:2GB LPDDR3L
- 記憶装置:16GBフラッシュメモリ(eMMC)
- ネットワーク:WiFi 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.0
- インターフェイス:USB2.0×1
- ディスプレイ出力:HDMI×1
Windows搭載のスティック型PCの多くは、CPUにIntel Atom Z3735Fを搭載していますが、ChromebitのCPUはRockChip RK3288Cです。同じASUSのChromebook flipと同型のCPUで、ブラウジングや動画再生から、艦これ等のブラゲーまで快適に動作します。
米Amazon.comから購入したものでブラウザベースのベンチマークテストGoogle Octane2.0を測定した結果は「7365」でした。
一方、Windows搭載スティックPCの多くに搭載されているAtom Z3735Fとほぼ同性能のAtom Z3740を搭載したASUS VivoTab note8の同ベンチ結果は「4416」。
Chromebitの方が、Intel Compute StickをはじめWindows搭載スティック型PCよりもブラウザベースでの処理は快適に動作する結果になりました。
米Amazon.comで買った方が安い
しかし、国内の実売予想価格が19,500円というのは高すぎます。
米Amazon.comで購入すれば、送料込でも約13,000円です。
(参考)「ASUS Chromebit CS10」を米Amazon.comで購入してみた
ただし、米Amazon.comで購入できる米国モデルには、国内モデルに付属しているフレキシブルHDMIケーブルが付属していません。このケーブルの付属の有無は販売地域によって異なるようです。
Chromebitは長さが123mmと結構長いので、TVやモニターの裏側のスペースが狭い場合、HDMIポートの向きによってフレキシブルHDMIケーブルがあった方が便利かもしれませんね。
19,500円もするなら、米Amazon.comで購入するか、ChromebookやChromeboxを購入した方が良いような気がします。