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Chromebook用の軽量Linuxディストリビューション「GalliumOS」Beta1.0公開中

投稿日:2015年12月19日 更新日:

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Chromebookが搭載するChromeOSは基本的にブラウザしか動きません。できることが限られているため、Croutonを使ってUbuntuやDebianといったLinuxディストリビューションをデュアルブートしているユーザーも結構いらっしゃると思います。

今回紹介するGalliumOSは、Chromebookに最適化されたLinux軽量ディストリビューションで、現在ベータ版1.0が公開されています。

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GalliumOSの特徴

Chromebookの多くはCPU性能が低く、記憶容量も小さい機種がほとんどであるため、GalliumOSは軽量であることを重視して設計されているようです。次のような工夫により、他のLinuxディストリビューションより高速化しています。

  • カーネルの最適化
  • 高速化のため、スワップにZRAMを使用
  • 軽量でフル機能のデスクトップ環境のためXubuntuベース
  • 不要なサービスの削除による起動時間の改善とメモリ使用量の減少

GalliumOSのインストール手順

GalliumOSのインストール手順は次のページに記載されています。

(参照)installing GalliumOS ― galliumos.org

GalliumOSのインストール方法は、(1)インストール用USBメディアを作成してインストールする方法、(2)Chromebookのデベロッパーモードのコマンドラインから「chrx」を利用してデュアルブートする方法の2種類があるようです。

GalliumOSの対象デバイス

しかし、GalliumOSをインストールするために必要な「chrx」は対象デバイスを選ぶみたいですね。「crouton」のようにほとんどの機種で使えるものでもないようです。

GalliumOSのウェブサイトでは、デフォルトでchrxを利用できるのは、Google Chromebook PixelAcer Chromebook C720HP Chromebook 14ぐらいしかありません。chrxではテスト結果がベストなのはAcer Chromebook C720と表示されています。C720はやっぱり神機ですね〜。

また、Dell Chromebook 11やASUS Chromeboxは John Lewis 氏のカスタムロムが必要なようです。

(対象デバイス)ハードウェア互換性の一覧 ― galliumos.org

残念ながら、日本国内でよく目にするASUS Chromebook C200MAやC300MA、Acer Chromebook 11(CB3)などBay-Trail CPU(Celeron N2840、N2830)を搭載したモデルでは「chrx」の利用ができないため、USBメディアからのインストールとなります。USBメディアからのインストールの場合、John Lewis 氏が提供しているカスタムファームウェアスクリプトをSeaBIOSに書き込む必要があり、かなりハードルが高くなってしまいます。

※ただ、GalliumOSのWEBサイトではなく、「Chrx」のサイトを確認するとDell Chromebook 11(2014)については利用できそうなので、後日試してみます。→ 試してみましたが、デフォルトではchrxを利用することができませんでした(2015.12.23追記)

また、ASUS Chromebook flipなどARM系CPU搭載モデルでは「chrx」だけでなく、GalliumOS自体が対応していないためインストールすることはできません。

まとめ

現在のところ未知のLinuxディストリビューションですが、Chromebookに最適化された高速・軽量なディストリビューションとのことで興味をそそります。すぐに利用できるChromeOS端末が高価なGoogle Pixelか、神機 Acer Chromebook C720ぐらいしかないのが残念ですが、機会があれば試してみたいと思います。

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