Androidアプリへの正式対応が最も早く実施されるモデルの1つ ASUS Chromebook Flip。6月中旬の対応に備えて米Amazon.comで4GBモデルをいまさら購入してしまいました。
Chromebookにタッチ液晶が意外と良い。
開封
5月29日に注文して、ちょうど1週間後の6月4日に到着しました。あいかわらず早い。
到着後、早速開封。付属品はシンプルで、本体と充電器のみ。Chromebook flipはARM系CPU「RockChip RK3288C」を搭載しており消費電力が少ないので、充電器も非常にコンパクト。Androidスマホとほとんど変わらないサイズです。
本体サイズも10.1インチ液晶を搭載しているので、11インチや13インチ液晶の他モデルより当然小さく、こちらもコンパクトです。
厚みも薄く、持ち運びに重宝しそうなサイズです。
ただ、890gという本体重量の割に、11インチモデルに比べて軽さを感じません。ギュッと重量物が詰まっている感じがあり、また金属製ボディということもあって、むしろ重さを感じてしまいます。
それと、アルミニウム製ボディは好き嫌いが別れるところでしょう。僕はMacbook Airでもそうでしたが、やはり少々苦手でした。プラスティックボディの方が気兼ねなく使えるので好きです。
使用レビュー
さて、2日間ほど使ってみた時点での軽いレビューを書いてみます。
タブレットモードを試す
Chromebook flipの特徴である「2 in 1スタイル」のうち、タブレットモードを試してみると、これが意外と良い感じです。液晶を360°回転させてタブレットモードにするため、背面にキーボードが来てしまう点が気になっていたのですが、使いはじめるとそこまで気になりませんでした。
また、Chromeフルブラウザはタッチ液晶で使っても普通に使いやすく、タッチパッドを使って操作するより使いやすいのです。ブラウジングだけならマウスより使いやすいかもしれません。
テントモードを試す
次にテントモードを試してみると、これも良い。特に動画視聴時には重宝します。
Amazonプライム・ビデオの視聴では特に引っ掛かりやフリーズすることもなく、スムーズに再生されました。
IPS液晶を搭載しているので、これまで購入したクソ液晶モデル(ASUS C300MA、Acer C720等)に比べると発色もよく、画質はキレイです。ただ、光沢液晶なので、映り込みがひどい。動画視聴マシンとして使うなら、低反射タイプの液晶保護シートを貼った方が良さそうです。
ラップトップモードを試す
ASUS Chromebook C300MAのキーボードの満足度が低かったので、あまり期待していなかったのですが、キータッチがしっかりしていて非常に打ちやすいです。ASUS C300MAやAcer C720のようなカチャカチャ感はありません。
でも、英字キーボードは慣れが必要かもしれません。日本語入力は問題なくできるのですが、記号キーの位置が違うことや[Enter]キーの形状が違うので押し間違えてしまいます。コードを書くには良いけど、ブログなどテキスト入力がメインなら日本語キーボードの方が使いやすいですね。
US ⇔ 日本語入力の切替方法
日本語キーボードだとキーボード左上端にある[半角 / 全角]キーで日本語入力と英字入力を切り替えることができますが、英字キーボードには切替キーがありません。
Chromebookの英字キーボードでは[Ctrl] + [Space]キーで切り替えることができます。慣れるまで面倒…
処理速度
ブラウジング、動画視聴、WEBサイト更新などに2日間使ってみましたが、特に遅さを感じる機会はありませんでした。デスクトップ版Intel Core i5やi7のような俊敏さはありませんが、もっさり感やフリーズもなく、快適に動作します。
ちなみに、ブラウザのJavascriptベンチマークGoogle Octane2.0 のスコアは「7350」です。ASUS Chromebook C300MAに搭載されているIntel Celeron N2830とほぼ同等のスコアになります。
また、Dell Chromebook 11などCeleron Uシリーズを搭載したモデルと違って、ファンレスなので静かで快適です。
まとめ
Chromebookで動作するChromeフルブラウザとタッチ液晶の親和性が、思っていたより高くてビックリ。タッチ用キーボードも使いやすく、Androidアプリの正式対応に向けて着々と開発は進んでいたんだなという印象です。あとは6月中旬のAndroidアプリ正式対応を待つばかり。
泥タブが終わり、いよいよChromebookが来る予感。