2018年5月23日24時からライブ配信されるAcerのグローバル・プレス・カンファレンス「next@Acer」を楽しみにAcerのウェブサイトを徘徊していると、見たことのないChromebookが掲載されていたでござる。
2018年に新たにリリースされた「Chromebook Tab」や「Chromebook 11 CB311」、日本で発売されているSpin11とは別モデルの「Chromebook Spin 11 CP311」、「Chromebox CXI3」に混ざって「Acer Chromebook Spin 15 CP315」なる15インチモデルがあり、どうやら6日前(2018年5月17日頃)から、しれ~っと掲載されている模様。
日本国内の個人ユースではあまり需要がないかもしれませんが、とりあえず情報をまとめておきます。
Acer Chromebook Spin 15 CP315の概要
Acer Chromebook Spin 15 CP315は、同社のSpin 11やR13と同じく360°ヒンジを備えた、2 in 1フリップスタイル・ボディのモデルです。発売日はわかりませんが、欧州の一部サイトでは599€(約78,000円)で事前予約がはじまっています。欧州でのChromebookの販売価格はやや高めの傾向があるため、北米販売価格はもう少し安価かもしれません。
(2018.5.24追記)7月に北米で449$~販売されるみたいです。
このモデルはChromebookでは珍しい15.6インチFHD(1,920×1,080)のIPSタッチ機能付きディスプレイを備えています。タッチパッドには耐久性に優れたGorilla Grassが採用されているようです。
CPUはIntel Pentium N4200(1.1GHz)となっており、Spin 11など他のChromebookに搭載されることが多いCeleron Nの上位モデルが搭載されています。また、8GBのDDR4メモリと64GBのストレージを搭載し、Google Playにも対応しているため、複数のアプリの起動や動画再生にも十分耐える性能を持っているといえるでしょう。
Acer Chromebook 15と同様に、キーボードの両サイドにスピーカーを備えており、明確なサウンディングが期待できそうです。
右側サイドには、手前からボリュームボタン、USB Type-A、USB Type-C、ケンジントンロック。左側サイドには手前から、オーディオ端子、MicroSDカードスロット、USB Type-A、USB Type-C、電源スイッチがあるようです。
ボディの素材については写真で見る限り、金属製ボディに見えますが、詳細は不明です。
(スペック概要)
- CPU:Intel Pentium N4200
- RAM:8GB
- ストレージ:64GB eMMC
- スクリーン:15.6インチ・FHD(1920✕1080)IPS液晶
- タッチパネル機能:あり
- インターフェイス:USB type-C✕2、USB type-A✕2、microSDカードリーダー
- ネットワーク:802.11ac、Bluetooth 4.2
- バッテリー駆動時間:13時間
- 寸法:386W✕262D✕20.0Hmm
- 重量:2.1kg
まとめ
Chromebookに少ない15インチモデルがラインナップに加わったことは素直にうれしいです。バッテリー駆動時間も13時間と十分すぎます。…が、
厚み2cm、重さ2.1kgというゲーミングノートPCのようなゴツさは何とかしてほしかった…
Source:Acer