2016年11月、ChromeOS搭載4製品を国内リリースした日本エイサーが、さらに2モデルの国内リリースを準備しているみたい。
時期は不明だが、同社Webサイトで「COMING SOON」と表示されているので、近い将来販売されそう。
追加モデルの正体
「COMING SOON」なChromebookは何か? MacBookAir似のChromebook 14か、リリースされたばかりのコンバーチブルモデルのChromebook R13か、気になるので同社WEBサイトを調べてみました。
Chromeブラウザの「検証」機能を使って、同社ウェブサイトのHTMLコードを除くと「COMING SOON」と表示されたタブの名称が「tab_CB3」と「tab_C740」となっています。
どうやら、2つのモデルのうち1つは「Chromebook C740」の模様。もう1つは機種ナンバーに「CB3」がつくモデルのようですが、複数存在しているので、これだけでは特定できません。
そこで、「COMING SOON」タブに表示されている画像ファイルのファイル名「lineup_tabs02_dummy.png」と「lineup_tabs03_dummy.png」から「_dummy」を削除し、それぞれ「lineup_tabs02.png」と「lineup_tabs03.png」に変更してやります。
するとリリース予定とみられるChromebookの画像がバッチリ表示されました。どうやら「CB3」の製品ナンバーのモデルは「Chromebook 15」みたいです。
"_dummy" だけ付加して放置しておくなど、脇が甘い!
国内リリース予定のChromebookの概要
そんなワケで国内販売が準備中と思われる2モデルの概要をまとめておきます。違うモデルだったらごめんなさい。
Acer Chromebook 15 (CB3-531-C0K9)
Chromebook 15はモデル名からわかるとおり、15.6インチ液晶を搭載した、主に据え置きでの使用が想定されたChromebookです。あまり目立った特徴のない標準的な性能なので、主に教育現場向けかもしれませんね。
もちろん、GooglePlay+Androidアプリ対応リストに挙がっているモデルです。
(スペック概要)
- CPU:Intel Celeron N2830
- RAM:2GB
- ストレージ:16GB eMMC
- ディスプレイ:15.6インチ アンチグレア液晶(1,366×768)
- ネットワーク:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
- インターフェイス:USB2.0×1, USB3.0×1, SD Card Slot
- 寸法:W383mm × D256 mm × H24.2 mm
- 重量:2kg
Acer Chromebook C740
Chromebook C740は神機C720の後継モデルです。CPUはAtom系Celeronではなく、処理能力の高いUシリーズを搭載しており、SSDも換装可能です。C720同様、Ubuntuなどデュアルブートして使いたいコアな人にピッタリのモデルです。また、SSDを換装しておけば、Androidアプリのインストールによるストレージ容量の不足の心配もありません。
(スペック概要)
- CPU:Intel Celeron 3205U
- RAM:2GB / 4GB
- ストレージ:16GB / 32GB SSD
- ディスプレイ:11.1インチ アンチグレア液晶(1,366×768)
- ネットワーク:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
- インターフェイス:USB2.0×1, USB3.0×1, SD Card Slot
- バッテリー駆動時間:9時間
- 寸法:W288mm × D204 mm × H20.1 mm
- 重量:1.3kg
まとめ
Chromebookの国内モデルが増えることは喜ばしいこと。日本エイサーには、この調子でChromebook 14やR13の国内モデルを是非ともリリースしてほしいです。
文章書くには、英字キーボードより日本語キーボードなんだよね。