Chromebookを購入して以来、ほとんど使うことがなくなったMacBook Air(13-inch, 2011Mid)。2015年10月に内蔵SSDをTranscend製JetDrive500に交換してから、この1年間に起動した記憶がほとんどありません。
PC周りを片付けている時に久々に目に留まったので、起動してみようとしたところ、バッテリーが完全に放電してしまい、充電もできなくなっていました。
5年前のMacBook Airと言えども、搭載CPUであるCore i5-2557MはCPU Markのスコアが「2670」あり、Chromebookの現行モデルに搭載されているAtom系Celeronに比べるとずっと高性能なので、このまま廃棄するのは勿体ないと感じ、バッテリーを交換してみることにしました。
交換したバッテリー製品
交換したバッテリー製品は、純正品ではなくてWorldPlus製のバッテリー(A1405用)です。
MacBook Air(13-inch, 2011Mid)のモデルナンバーはA1369ですが、バッテリーのモデルナンバーはA1405となっており、このバッテリーで無事動作しました。
製品には、バッテリーのほか、交換時に必要な星型ドライバー2本が附属しており、この商品を購入するだけでバッテリー交換が可能です。
交換レビュー
バッテリー交換するために、まず、附属の星型ドライバーで底面にある10本のビスを緩め、本体裏側カバーを外します。
MacBook Airのケースを開いた後、マザーボードとバッテリーの接続ケーブル(赤丸)とバッテリーのビス5本を外して、バッテリーを取り外します。
バッテリーを取り外したところ。現行モデルは知らないけど、このモデルの内部のパーツの配置は、実に整然としていて美しいですね。Chromebookだとこうはいかない。実にイイ製品です。
バッテリーの取り付けは簡単。同じ位置に新しいバッテリーを設置し、ケーブルを接続してビス留めすれば完了です。
あとは裏蓋を閉めればバッテリー交換作業は完了です。作業時間はトータルで10分間程度。ACアダプタを接続すると無事、充電ランプが点灯し、フル充電できました。
気になったところ
純正品に比べて格安のサードパーティ製バッテリーにケチをつける訳ではありませんが、少々気になったところがあります。
標準品のバッテリーの要領は7.3V / 50Whの表示になっています。
でも、WorldPlus製バッテリーの容量は7.6V / 55Whとなっており、少し電圧が高くなっています。
しばらく使っていて特に問題は生じていないのですが、バッテリー交換後はじめての起動時は大丈夫かなと心配でした。
まとめ
2011〜2015年の4年間使い込んだ製品だけに、使い慣れた部分もあって、MacBook Airは使いやすくイイ製品でした。8,000円の出費で再生できたので良かったです。
でも、いまMacBook Airを買うかと聞かれたらおそらく買わないでしょう。
モバイルPCはChromebookで必要十分だよ、本当に。