先日レビューしたASUS Chromebook Tablet CT100のペン入力機能がよく出来ているのに、付属のペンを素早く取り出しにくいので、定評のあるEMRスタイラスペン「STAEDTLER Noris digital Designed for SAMSUNG」を買いました。
この製品は、製品名に「Designed for SAMSUNG」とありますが、CT100ではSAMUSUNG Chromebook Plusに付属していたペンも使えたので、おそらく大丈夫だろうと購入してみたところ、ちゃんと使えました。
非常に書きやすいEMRスタイラスペンだったので、早速レビューです。
CT100ユーザーの必須アイテムかも。
レビュー
箱の外から中身が見えているので、開封の儀は略。
外観
STAEDTLER Noris digitalの本体そのものは、ぱっと見、ステッドラー製の鉛筆です。
ステッドラーの鉛筆といえば、製図用高級鉛筆のマルス ルモグラフが有名なので青色のイメージですが、Noris digitalは黄色の一般用鉛筆のノリスをモデルにしているため、黄色です(※ Chromebook向けモデルは多色展開しているようです)。
STAEDLER Noris digitalの長さは、一般的な鉛筆とほぼ同じ長さで約17.6cm(キャップなし)。CT100に付属しているペン(約11cm)と比較すると、約1.6倍の長さがあります。
使用感
鉛筆のようなデザインと長さのおかげで、付属ペンに比べると非常に持ちやすくなっています。また、見た目や長さだけでなく、素材も一般的な鉛筆と変わらないため、使い慣れた鉛筆のような書きやすさです。
鉛筆を使って紙に書いているような感覚…とまでは言えませんが、それに近い感覚でペン入力することができます。
付属ペンでは筆圧のコントロールが難しく、文字を書くと太めの線になりがちでしたが、Noris digitalを使うと筆圧を調整しやすいので、線の強弱、漢字の「とめ・はね・はらい」を表現しやすく感じます。
スタイラスペンによる入力に何か違和感を覚えてしまう人も、Noris digitalを使えば、自然な感覚でペン入力できるかもしれません。
これはASUS Chromebook Tablet CT100ユーザーなら試すべきアイテム!
おまけ:STAEDLER Noris digitalの収納
CT100の付属ペンは、本体左側面にスッキリ格納できましたが、STAEDLER Noris digitalは持ち運び時に少々邪魔になってしまいます。
普段からペンケースを持ち歩いている人であれば、ペンケースに収納すれば良いかもしれませんが、タブレットと一緒に持ち運びたいというニーズもあるでしょう。
そこで今回は、LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム) ペンホルダーを試してみました。
タブレット用製品というワケではなく、メモ帳などにお気に入りのペンを挿すために付けるペンループです。
装着
ASUS Chromebook Tablet CT100にペンホルダーを装着するとなると、インターフェース類がない本体右側面に限られます。
本体右側面にペンループが来るように、背面にロイヒトトゥルム ペンホルダーを貼ります。
ちなみに今回購入したロイヒトトゥルム ペンホルダーの色は、本体外縁部のゴム製バンパーの色と合うように「アントラシート」を選びました。予想どおり、色はバッチリ。
そして、STAEDLER Noris digitalを挿します。
全く違和感がありません。
まるで最初からペンホルダーが付いていたような仕上り。
しかし、これが思った以上に邪魔。よほどEMRスタイラスペン「STAEDLER Noris digital」を常用する人でない限り、おすすめできないかもしれませんね。