この記事ではChromebookをはじめて買おうとする方に入門マシンとしておすすめの機種を紹介します。
Chromebookをはじめて購入する前の確認
Chromebookは、カタチこそノートPCと同じですが、WindowsノートPCやMacBookなどこれまでのノートPCとは少し違います。
一番大きな違いは、Microsoft OfficeやAdobe PhotoshopのようなPC向けアプリケーション・ソフトウェアをインストールできないことです。
※厳密にいえば、インストールする方法もありますが、完全に動作する保証はありません。
最近ではAndroidアプリが動作するようになっていますが、これもすべてのAndroidアプリが完全に動作するワケではありません。仮に動作してもタブレットやスマホ向けに設計されたアプリの多くは、ノートPCで快適に使えるようになっていません。※2cn mateは快適に動作します。
Chromebookは基本的にGoogle Chromeブラウザ専用機です。ですから、Chromeブラウザは恐ろしく快適に動作します。同価格帯のWindowsノートPCの比ではなく、本当に同じスペックのPCかと感じるほど軽快に動作します。インターネット閲覧に関しては、これ以上に快適なPCはないでしょう。
もちろん、Chromeブラウザ上で動作するChromeアプリを使ってメールや表計算、文書作成、描画もできますし、動画や音楽再生も可能です。おそらく、一般家庭におけるノートPCの使途はほぼ可能です。※年賀状ソフトは動きませんが…。
ただ、やはり細かい部分やプロ・セミプロ領域ではWindowsやMacのようにはいきません。
ですから、Chromebookをはじめて購入しようと検討されている方には、まず安価なモデルを購入して試してみることをおすすめします。
僕はこれまでChromebookを10台買いました。いまはChromebookとしては高性能なASUS Chromebook Flip C302CAを主に使っていますが、最初に購入したのはASUS Chromebook C300MAというベーシックなモデルで、ASUS outletで27,800円だったので即決したのを覚えています。その安価なモデルで見事にChromebookにハマりました。
一方、Chromebookは使えないと手放すユーザーがいることも確かです。ですから、まず安価なモデルを手にとってみましょう!
(購入前の確認)
- Chromebookは基本的にChromeブラウザ専用機。
- WEBアプリやChromeアプリは快適に動作する。
- ChromebookはWindowsやMacのようにPCアプリをインストールできない。
- ChromebookではすべてのAndroidアプリが動作するワケではない。
- ハマる人とハマらない人がいる。
あと、はじめから使途がはっきりしている方で購入を検討されている方は、次の記事が参考になるかもしれません。
(参考記事)後悔しないChromebook選び 2018
Chromebook 入門マシンとしておすすめの一台
僕がChromebook入門機としておすすめする要件の1つは、前述のとおり価格です。できれば3万円以下、高くても3万円台です。
もう1つの要件は、なるべく新しいモデルを購入することです。Chromebookは定期的にOS(ChromeOS)が自動更新され、機能拡張が行われています。この自動更新の有効期限がハードウェア・プラットフォームの発売日の6年半後以降となるため、古いモデルを買ってしまうと自動更新期間が短くなってしまいます。
(参考)Google 自動更新ポリシー
ですから、ここでは(1)安く、(2)新しいモデルをおすすめします。
おすすめ1 ASUS Chromebook 12 C223
2018年9月に突如リリースされたベーシックモデルです。Chromebookとしては標準的な性能のCPU、メモリ、ストレージ構成となっています。
このモデルの特徴は、重量が999gと軽量なことです。Chromebookは、わずか7秒の起動スピード、そして、安いから壊れてもイイか!くらいの気持ちで使えるため、持ち歩く機会が増えたりするので、このモデルは非常におすすめです。
ただ、まだ国内販売がされていないため、米Amazonでの購入となりますし、英字キーボードモデルしかありません。
おすすめ2 ASUS Chromebook flip C101PA
ChromebookベストセラーモデルだったC100PAの後継モデルです。Chromebookとして標準的な性能のCPU、メモリ、ストレージ構成となっています。
このモデルの特徴は、重量が900gと軽量なことに加え、ディスプレイが360度回転するFlip機能を備えていることです。テントモードやタブレットモードで使用することが可能です。また、CPUがARM系のOP1を搭載しているため、Androidアプリとの親和性も高くなっています(動作するアプリが多くなります)。
(参考記事)ASUS Chromebook Flip C101PAを買いました ― 購入レビュー
その他
もし、その他に気になるモデルがあるようでしたら、次の記事をご覧ください!
(参考記事)後悔しないChromebook選び 2018