2016年5月19日、GoogleはChromebook向けにAndroidアプリ配信サービス「GooglePlayストア」の提供を開始すると発表しました。2016年6月中旬から各モデルに順次対応していくようです。
ARCWelderなどChromebook上でAndroid用アプリを動作させる方法は以前からありましたが、Android端末を所有していないとAndroidアプリ・ファイル(.apk)を入手することが難しい面がありました。今後はChromebookでGooglePlayストアにアクセスし、正式にダウンロードすることができるようになります。
これでChromebookの弱点であったアプリ不足が少しは解消されることになりそうですね。
Androidアプリ+GooglePlayストア対応モデル
少々残念ですが、すべてのChromebookにおいてAndroidアプリの動作がサポートされるわけではありません。2016年6月中旬に最初にサポートされるモデルは次の3モデルです。
「後悔しないChromebook選び 2016」で「今後のChromeOSの動向を考慮するとタッチパネルを搭載しているモデルを購入した方が良いかもしれません。」と書いたとおり、いずれもタッチパネル搭載モデルでした。ほっ…
1. Acer Chromebook R11
日本未発売のChromebook。CPUはIntel Celeron N3150、タッチパネル IPS液晶搭載の2 in 1スタイルのモデルです。米Amazon.comで購入すれば日本へ直接配送が可能です。
2 ASUS Chromebook flip
米Amazon.comでベストセラーとなっているChromebookの人気モデル。CPUはRockChip RK3288C、タッチパネルIPS液晶搭載の2 in 1スタイルです。「後悔しないChromebook選び 2016」で2016年ベストバイと紹介しましたが、その軽量さ(890g)と「2 in 1スタイル」としては最も完成度が高いので、Androidアプリを多用するなら、おすすめです。ARM系CPUを搭載している点もAndroidアプリを使用する上では利点かも。
3 Google Chromebook Pixel 2015
言わずと知れたGoogle謹製のモンスターChromebook。対応機種であることが当然のモデル。
2016年以降対応モデル
上記3モデル以外は2016年以降順次対応されるようです。
対応モデルはGoogleヘルプに掲載されていますが、僕が普段使っている神機「Acer Chromebook C720」や「Dell Chromebook 11(2014)」は未対応の模様で、すごく残念。
まとめ
今回発表された対応モデルはもちろんのこと、今後は、当初からAndroidアプリの利用を想定し、最適化したモデルもリリースされることでしょう。いよいよ日本国内でもChromebookの爆発的普及がはじまる予感…。
それにしてもRemixOSのJIDE 涙目w
たぶんGoogleによる買収の目論見があっただろうなぁ。