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【Mini-STX】 ASRock DeskMini 110 を買いました ー 購入レビュー

      2016/09/19

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今回のエントリーはChromebookからの脱線話

巷でバカ売れと噂の小型ベアボーン「 ASRock DeskMini 110 」。デスクトップ版CPUが使えるということや低価格であるという理由から、Intel NUCを駆逐する勢いのようです。先日もモンスターNUC「Intel NUC6i7kyk」を購入し、Chromebookと同じくらいIntel NUCを愛用している僕としては、DeskMini110を買わないわけにはいきません。

という訳で、Amazonへの入荷を確認して、即行ポチリましたよ。

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購入レビュー

Intel NUCと違って好きなCPUと組み合わせることができるのが、DeskMiniの利点。

TDP65WのCPUでは最速のCore i7-6700をブチ込もうかと考えましたが、Core i7-6770HQ搭載のNUC6i7kykを先日買ったばかりなので、ここは少し自重してCore i3-6320を選択しました。

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Core i3-6320を選んだ理由はただ1つ。Core i7-6700Kを除いてシングルスレッド性能が最高だからです。マルチスレッド処理を必要としないアプリケーションなら最高のサクサク感を体験できるはず。Intel NUCはモバイル版のCPUなのでどうしてもモッサリ感があります(NUC6i7kykを除く)。

メモリはCrucial製のDDR4-2133 8GB×2、SSDはSAMSUNG製の950PROです。SSDはより高速なSM961バルク品が出回りはじめているようですが、保証期間が短いので、5年安心保証の950PROにしておきました。
ちなみに、DeskMiniのM.2スロットはSATA接続をサポートしていません。M.2 SSDはNVMeを選ぶ必要があります。

Intel NUCとのサイズ比較

DeskMiniはIntel NUCとMini-ITXの間を埋めるMini-STX規格のマザーボードが使われています。Intel NUCのマザーボードの寸法が101.6×101.6mmであるのに対して、DeskMiniのMini-STXは140×147mmと二回り大きい規格になっています。

なので、ケースのサイズも二回り違います。NUC5PPYHとのサイズ比較。

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DeskMiniを縦置きして比較。デカい。ディスプレイの裏側に設置する気になれるサイズではありません。ディスプレイ裏にスマートに設置するなら、Intel NUC一択。

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加えて電源アダプターがデカい。薄型の筐体を持つNUC5i5RYKとDeskMiniの電源アダプターがあんまり変わりません。TDP65WまでのデスクトップCPUに対応するため、125WのACアダプターなので仕方ないものの、もう少し小さくならないものでしょうか。

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あと好みの問題ですが、実際に並べてみるとIntel NUCのデザインの良さが際立ちます。DeskMiniのケースの質感は決して低いわけではないけど、鉄板が薄く、内部がほぼ空洞なので、質量というか塊感が感じられず、なんとなくチープに感じてしまいます。実際安いから仕方ないですね。

組み立て

Intel NUCほどではありませんが、パーツの組立は簡単。バックパネルの4本のネジを外し、マザーボードをスライドして取り出します。
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あとはCPUとCPUクーラー、メモリ、SSDを装着して終わり。CPUの装着は少々緊張しましたが、10分ほどで組み立てられました。
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組み立て後、Windows10とドライバ類をインストールして完了です。

ベンチマークテストの実行

ドライバ類をインストールしている最中から感じていましたが、モバイル版CPUを搭載しているIntel NUCとは明らかにサクサク感が違います。ワンテンポ遅れることが一切ありません。これはDeskMiniの性能というより、搭載したCPUであるCore i3-6320のシングルスレッド性能によるところです。

実際にベンチマーク結果を比較してみました。

Google Octane2.0

まず、恒例のブラウザ上のJavaScrptベンチ「Google Octane 2.0」をテストです。モバイル版低電圧CPU Core i5-5250Uを搭載しているNUC5i5RYKのベンチ結果は「23661」、モバイル版でもTDP45Wの強力なCPU Core i7-6770HQを搭載しているNUC6i7kykの結果は「34555」でしたが、デスクトップ版CPU Core i3-6320を搭載したDeskMiniの結果は「38310」と最高のスコアを記録しました。

やはり、デスクトップ版CPUは速い。

NUC5i5RYK(CPU:Core i5-5250U)の結果:23361

Octane-nuc5i5ryk

NUC6i7kyk(CPU:Core i7-6770HQ)の結果:34355

Octane-nuc6i7kyk

DeskMini 110(CPU:Core i3-6320)の結果:38310

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ドラゴンクエストXベンチマーク

次にドラクエXベンチをテスト。

グラフィック設定を「最高品質」、解像度を「1920×1080」に設定してテストした結果、NUC5i5RYK(GPU:Intel HD Graphics 6000)の「2156 / やや重い」、NUC6i7kyk(GPU:Intel Iris Pro Graphics 580)の「8379 /  とても快適」に対して、DeskMini(GPU:Intel HD Grapghics 530)の「4548 / 普通」となりました。

さすがにIris Pro Graphics 580を内蔵しているCore i7-6770HQのように高スコアをマークすることはできませんでしたが、NUC5i5RYKよりは良い結果となりました。

NUC5i5RYK(CPU:Core i5-5250U)の結果:2156 / やや重い

DQbench-nuc5i5ryk

NUC6i7kyk(CPU:Core i7-6770HQ)の結果:8379 / とても快適

DQbench-nuc6i7kyk

DeskMini110(CPU:Core i3-6320)の結果:4548 / 普通

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排熱とファン騒音

ちなみに、ドラクエXベンチを動作させている間、CPUの温度推移を見ていましたが、最大で65°まで上昇しました。ファンからは生暖かい風は排出され、ケースも生暖かくなりましたが、ベンチマークが終わればすぐに40°水準まで低下したので特に問題はなさそうです。Core i3-6320の発熱にはリテールクーラーで十分冷却できるようですね。同じベンチでCPU温度が95°まで上昇したNUC6i7kykよりも安心して見ていることができました。

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また、ファンの回転数も上がりましたが、エアコンや扇風機の方が大きく感じる程度のファン音だったので、僕の場合、特に静音ファンとかは必要なさそうです。

まとめ

まだ、あまり使えていませんが、DeskMini110とCore i3-6320の組み合わせは日常使いにピッタリといえます。ブラウザーの反応も抜群で、イライラを感じることは一切ありません。

やはり、このサイズの筐体に、デスクトップ版CPUを選択して搭載できることはDeskMini110を含むMini-STX規格の大きな魅力だと思います。モバイル版Core i5搭載のNUC6i5SYHより安い価格で、この性能を入手できることを考えると、ユーザーの満足度はかなり高くなるでしょう。

もし、Core i7-6770HQのGPU Intel Iris Pro Graphics 580を搭載したデスクトップ版CPUが発売されたら、この規格は一層魅力的なものになるはずです。

Intelさん、Core i7-6785C (4core + GT4e)を出して‼


 - Intel NUC, Mini-STX, レビュー

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Comment

  1. pwg より:

    はじめまして。
    この記事見て、初めてベアボーンPCにチャレンジしたのですが、
    ドライバのインストールって必要なのでしょうか。
    付属CDのどのドライバを入れていいか分からず、
    またOS(Win10)入れたら普通に動いてるので何も入れてないままです。

    • chromesoku より:

      >pwgさん

      はじめまして。
      Win10をインストールすると、汎用ドライバがインストールされるので、普通に動きます。
      でも、ベアボーンPCの構成部品(LマザーボードやLANカード、音源等)ごとの専用ドライバは付属CD又はASUSのウェブサイトからダウンロードしてインストールする必要があります。
      専用ドライバでないと製品本来の性能が出ていない場合もありますので、インストールした方が良いということになります。

      • pwg より:

        そうなんですね。
        普通に使えてますが、念の為もう一度
        OSとドライバを入れ直してみます。
        ありがとうございました。

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