Chromebook 使い方・豆知識

Chromebookに開発環境を実装する方法2 ― Chromebrew編

2015年9月6日

前のエントリーでchromebookに開発環境を整えてくれる「Nitrous.io」のChrome用パッケージドアプリを紹介しました。Cloud9 IDEと同じようなクラウドベースのサービスです。

でも、無料のSTARTERプランのせいか1週間アクセスしないとワークスペースを削除されてしまいます。それに、ワークスペースを開くのに、すごく時間がかかります。

パッ開けば、すぐに使えるChromebookの長所が台無し。もっとサクっと使いたいと思い、探してみるとパッケージマネージャーがありました。先人に感謝

ChromeOS用パッケージマネージャー「Chromebrew」

Mac OS X オペレーティングシステム上でソフトウェアの導入を単純化するパッケージ管理システムのひとつである「Homebrew」。これのChromeOS版「Chromebrew」がありました。

Chromebrewでは、/usr/local にbrewのパッケージがインストールされていくようです。パッケージの中には僕が使いたいRubyはもちろんのこと、gitやperl、pythonなどもあります。

Chromebrewのインストール

インストールは超簡単。デベロッパーモードで起動して、[Ctrl] + [Alt] + [T]キーを押してターミナル画面を開きます。

「Shell」と入力し、Shellを起動。

chromebrew01

次のように入力して[Enter]キーを押すと、インストールが始まります。

chronos@localhost / $ wget -q -O - https://raw.github.com/skycocker/chromebrew/master/install.sh | bash

chromebrew02

インストールが完了するまでにかなり時間を要します。17:03に始めて…

chromebrew03

終わったのは17:47。なんと44分

chromebrew04

これでインストールは終わり。

インストール先の /usr /local /binにアクセスすると実装されたコマンドが表示されます。Rubyでクローラーを作りたいだけの僕には必要十分。

chromebrew05

Chromebrewの使い方

パッケージを追加・削除したい時は次のように入力するだけ。

chronos@localhost / $ crew <コマンド> <パッケージ>

コマンドは、search, download, install, remove。

vimの追加もこれで出来ます。

その他

作成した独自のプログラムの保存先の設定など、実際にChromebookを開発マシンとして使っていく上で、次のページは必見です。

ChromeOSを開発マシンにするために知っておく基本的な3つのこと

まとめ

1万円台のPCで開発環境を実装できるとは。

子どもには3DS買うよりChromebookを買った方が将来のためになるんじゃない?

-Chromebook, 使い方・豆知識

Copyright© Chrome速報 , 2024 All Rights Reserved.