ASUS C300MA Chromebook Chromebook レビュー

ASUS Chromebook C300MAを買ってみた。購入レビュー

2015年4月18日

Chromebook_c300ma_imageはじめてのChromebookとして、ASUS Chromebook C300MA(ブラック)を買いました。

ASUS outletで4GBモデルが27,800円と安かったので即決でした。早速、レビューします。

到着

ASUSアウトレットに注文して2日後に到着。PCの箱がそのまま梱包なしで届きました。以前にNexus7を注文した時は梱包されていたのに、PCの場合はサイズ的にこのままなんでしょうかね。捨てる箱が減っていいけど。

open_chromebook
梱包なしだったので、箱は結構キズだらけ。アウトレットショップでは「箱破損品」て書いてあったけど、おそらくほとんど輸送中のキズっぽい。

あっ、開封の儀は面倒なのでやりません。

レビュー

持ち運びにイイ感じのボディサイズ

Chromebookの多くは11インチですが、ASUS Chromebook C300MAのディスプレイサイズは13.3インチ。解像度は違いますが、所有しているMacBook Air(2011)とディスプレイサイズが同じだったので比較してみました。

vs_macbookair

Chromebook C300MAの方が、若干大きいようです。MacBookAirが幅325mm×奥行き227mm×高さ17mmに対して、C300MAは幅329mm×230mm×高さ20.3mmなので、高さ(厚み)以外は、見た感じ変わりません。

重量もMacbookAirの1.35kgに対してC300MAは1.4kgと50gしか差がないので、ほとんど一緒。

これは思った以上に、持ち運びに便利なボディサイズでした。

ちょっと変わったキーボード

ディスプレイを開けて目に入ったのが、いかにもGoogleな「検索キー」です。このキーを押すと、Windowsでいう「スタートボタン」を押してメニューが表示されるのと同じ状態になり、すぐに検索キーワードを入力できます。

chromebook_keyboard

あと「Enter」キーの幅が狭い。

キーボードの左端から各キーを割りつけていった結果、右端足りなくなったような形状。

 

なんか変なカタチだけど、使用上の問題はありません。

chromebook_keyboard2

キーボードのタッチは、キーボード中央付近が強くキーを押すとグニャっとするときがあります。キーボードの剛性が不足しているのかもしれないけど、気になるレベルではありません。それよりも、キーのピッチも十分でタイプミスはなさそうです。

携帯性に優れたACアダプター

これは「おぉっ」と思いました。Nexus7などタブレットのACアダプタかと思うサイズです。持ち運びに邪魔にならない上、ケーブルも細くてまとめやすい。ぜひ、他のモバイルPCも見習ってほしい。

chromebook_ac

爆速起動!

ディスプレイを開けるとChromebookはたちまち起動します。スタートボタンを押す必要はなく、開けたら勝手に起動します。

ログイン画面になるのに約7秒くらいでしょうか。SSD搭載のWindowsPCやMacも十分に早くて快適なんですが、さらに速い。CeleronN2830というショボいCPUでこの起動速度なので、上位CPU搭載モデルならもうちょっと速いかもしれませんね。

login_chrromebook

ちなみに、最初に起動した時はこの画面は表示されません。

初期設定

最初の起動時は初期設定画面が表示されます。

start_chromebook

Googleアカウント(メールとパスワード)を入力した後、Wifi設定画面が表示されます。Chromebookには有線LANコネクターがないので、無線LAN環境が絶対条件になります。

start_chromebook2

接続するWifiを選択したら、設定は完了です。

WindowsPCの初期設定時は、OSアップデートだのウィルス対策ソフトのインストールだの時間がかかりますが、Chromebookは2〜3分で終わります。初期設定も簡単で爆速。

Chromebookって、日本だとマニア向けっぽいですが、実はPC初心者にこそイイかもしれません。

CeleronN2830でも十分快適なスピード

13インチディスプレイと価格の安さで買ってしまったASUS C300MAですが、気になっていたのがCPU。いくら軽量のChromeOSでもCeleronN2830では遅いんじゃないかと思っていました。

でも、全く問題なし。Youtubeでの動画再生、Pixir Editorでの画像編集などもカクつくことはありません。必要十分の性能でした。

ちなみにGoogleの「Octane2.0」のスコアは「7423」と少々低い。でも、体感的にはもっと速いし、同じ価格帯のAtom Z3735F搭載のWindows8型タブレットの多くは3,500前後なので、それらに比べると随分高性能。

Octane_score_c300ma

まとめ

日本国内ではいまひとつ盛り上がりに欠けるChromebook。でも、ASUS Chromebook C300MAを実際に触って、これはジワジワ来るなと感じました。米国ではAdobeがChromeOS上で動作するPhotoshopを提供開始しているので、そう遠くない将来、Chromebookでなんでも出来るようになるかもしれません。

ASUS Chromebook C300MAは、Chromebookの国内モデルのなかでも安いので、Chromebookを試してみたい人には魅力的な端末だと思いますよ。

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