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いまさらAMD Athlon5350でPCを自作してみた話【3万円自作PC】

   

ksdenki

今回のエントリーはChromebookからの脱線話。

先日、近所のケーズデンキに行ったら、決算セールでMicro ATX マザーボード(新品・開封品)が500円で売っていました。あまりに安かったので、ソケットの確認もせず即決で購入してしまいました。

こういう時は、何に使うか後で考えることにしている。

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500円のマザーボードの正体

購入したのはGIGABYTE製マザーボード「AMD Socket AM1 Micro ATX GA-AM1M-S2H」。

AM1M-S2H

Amazonをはじめネットショップでは5,000円前後に売られているので、約90%OFFという破格で購入できたことになります。

自宅に帰って購入した製品を調べると、2014年にリリースされたAMDの低電圧(TDP25W)APUであるAthlon / Sempron用のマザーボードの模様。買った時はオーバークロックやゲーミングPCを組める胸熱なマザーボードを期待していたのですが、どうやら図体はデカいけど、大した性能は無さそう。

まぁ、普段はChromebookIntel NUCというアッサリPCライフを送っている自分には、自作というだけでイイ刺激です。

購入したパーツたち

そんな訳で早速パーツを揃えました。CPUとSSD以外は安さ優先。価格は2016年3月17日時点のものです。

pcparts

CPU : AMD Athlon 5350(5,547円)

低電圧版のCPUの動作はモッサリする傾向があるので、Socket FS1b / AM1用では動作クロックが一番速いAthlon 5350を選択。欧州で販売されているAthlon 5370が欲しかった。買った2日後に4,928円になってショック。

メモリ : CFD ELIXIR W3U1600HQ-8G(5,180円)

購入したマザボはDDR3対応。DDR3メモリの定番中の定番「CFD ELIXIR」を選択。低レイテンシで永久保証が付いている人気の製品ですが、買った理由はAthlon 5350と「よく一緒に購入されている商品」だから。

SSD : Transcend SSD370S 256GB(9,955円)

安さを優先していたのでCrucialBX200シリーズ (240GB)を購入するつもりでしたが、SSDの耐久性を考えるとTLCではなく、MLCメモリー搭載で安いコレにしました。

電源:玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS 400W(3,312円)

電源付きケースを買えば安価に抑えられるのですが、電源から煙が出たら困るので別々に購入。たまたまAmazonタイムセールで安かったので購入。特にこだわりはありません。

PCケース:Fractal Design Core 1100(5,781円)

PCケースは価格が安い製品の中でも、シンプルで使い回しできそうなモデルを選択しました。安いだけあって鉄板は薄くベコベコ。ケースは実物を見て買った方がイイという教訓を得ました。

キーボード:サンワサプライ USBキーボード SKB-L1UBK(496円)

このPCでコード書いたり、Office製品使うこともないのでキーボードは何でも良かった。必要にして十分。

トータル :  30,783円

512円のマザーボードと上記パーツを合わせて30,783円。とりあえず最小構成です。

なお、OSはWindows7を1ライセンス持っていたので、このライセンスを使ってWindows10をインストールすることしました。

安いSSDと電源付きPCケースを使えば、あと7,000円くらいは安く出来たはず。マザーボードを破格で入手しなくても30,000円でPCを組むことは難しくなさそうです(※OS込となるとジャンク・中古パーツを入れないと無理っぽい)

組み立て

では、組み立てます。静電気には注意しましたが、裸にはなっていません。

1. CPUを取り付ける

まずはマザーボードのCPUソケットにAthlon 5350を取り付けます。

mather-board

CPUソケットの脇にあるレバーを下に押しながらストッパーから外れるまで外側に広げて、引き上げます。

Athlon5350の裏側からは細いピンが多数出ているので、決して折らないようにソケットの上に置きます。ソケットとCPUにはそれぞれ位置合わせ用のマーク(▲)が付いているので、その位置が一致する方向にCPUをセットします。ピンと穴が一致すれば、スコッと嵌まるはずです。

athlon5350-on-socket

あとは、最初に引き上げたソケット脇のレバーを戻せばCPUの取り付けは完了です。

2. CPUクーラーを取り付ける

次はCPUクーラーを取り付けます。今回使っているAthlon5350にはCPUクーラーが同封されているので、これを使います。

グリスが付属していないと思ったら、既に塗ってありました。キレイに塗ってあって助かるのですが、製造から開封までに長期間経過した場合、劣化してそうで少々心配。

cpu-cooler

付属のプッシュピンをヒートシンクに対角線上に設けられている穴に取り付けた後、この2箇所のピンを押し込んでマザーボードに固定します。

あとは「CPU_FAN」とプリントされたコネクタにCPUクーラーのケーブルを接続するだけです。

cpu-cooler-2

プッシュピンでの取り付けは、CPUが壊れそうなくらい力いっぱい押し込む必要がありました。

3. メモリをスロットに挿す

続いてメモリを取り付けます。

メモリの切り欠きとメモリスロットの凸部の位置を合わせてメモリを挿します。

memoryslot-01
あとはメモリの上から左右均等に力を加えスロットの奥まで挿しこみます。スロットの両側にあるフックがカチっとかかればメモリの取り付けは完了です。

memoryslot-02

4. PCケースに電源ユニットを取り付ける

マザーボードへの主要部品の取り付けが完了したので、ここからはPCケースにパーツを取り付けていきます。まずは電源。

PCケースのパネルを外して、所定の位置に設置し、背面側からインチネジで固定するだけ。

power400w

5. PCケースにマザーボードを固定する

続いてマザーボードを固定します。

まずPCケースのマザーボードベースにスペーサーを取り付けます。今回のマザーボードはMicroATXなので6箇所だけ取り付ければ良かったんですが、スペーサーを無くしそうなので全部付けました(適当

matherboard-on-case

続いてバックパネルシールドの取り付け。PCケースの内側から外側に、ググっと力を入れるとパキパキと嵌まります。ベコベコで安っぽい。

backpanel

マザーボードをPCケースに装着します。マザーボードの各種コネクタがバックパネルシールドの穴とピッタリと合うように設置し、あとはスペーサーとマザーボードの取付穴をネジで固定します。

matherboard-on-case-02
マザーボードを固定したら、PCケースの前面パネルについているUSBや電源ユニットなどの各種ケーブルをマザーボードにあるピンに接続します。

※上の写真はケーブルの接続位置が一部間違っています。

6. 記憶装置類の取付

次に記憶装置類を取り付けます。今回は光学ドライブ等は設置しないので、SSDのみ取り付けます。

今回の使用しているPCケース「Fractal Design Core 1100」は2.5インチドライブは3台、3.5インチドライブであれば2台設置できます。設置方法はすごく簡単。SSDを固定用プレートに4本のネジで直接固定するだけです。

ssd-on-case-01

SSDを取り付けたら、プレートをPCケースの所定の位置に戻して固定し、マザーボードと電源ユニットから出ているSerialATAケーブルを接続して完了です。

ssd-on-case-02

今回はビデオカードを取り付けないので、これでPCパーツの取り付けはおわり。
最後にPCケースのサイドパネルを閉めて組み立て完了です。

finish

7. 起動

いよいよ起動です。
ディスプレイとUSBキーボード、USBマウスを接続してPCを起動します。

今回は、500円で買った在庫処分品のマザーボードということもあり、初回起動時にUEFIを呼び出して日付の確認だけしておくことにしました。日付がズレているとWindows Updateに失敗することもあるそうなので、念のため確認です。

GIGABYTE製のマザーボードの場合は、[Delete]キーを押しながら起動するとUEFIを呼び出せます。

上段メニューの左から2つ目「System Infomation」タブで日付と時刻の確認をします。結構ズレていたので修正しました。

uefi-setting

8. OS・デバイスドライバをインストールする

UEFIの確認が済んだら、OSをインストールします。

今回の自作では光学ドライブを設置していないので、MicroSoft「Windows10のディスクイメージ(ISOファイル)のダウンロードサイト」の手順にしたがってUSBインストールメディアを作成しました。

作成したUSBメディアを挿した状態でPCを起動すれば、インストーラーが起動するので後は手順どおりに進めるだけです。

windows10-install

Windows10をインストール後、マザーボードのメーカー(今回はGIGABYTE社)のウェブサイトにアクセスし、デバイスドライバをダウンロードして、インストールすれば自作PCの完成です。

ガンプラよりも簡単だった。

テスト ― Intel Pentium N3700との比較

ジサカーのブログであれば、各種ベンチマークのテスト結果をアップするんでしょうけど、今回はChromebookのテストに使っているGoogle Octane Benchmarkのみテスト。

AMD Athlon5350と競合するCPUはIntel Pentium J2900なのですが、その後継となるPentium N3700を搭載しているIntel NUC5PPYHの結果も合わせて掲載します。

AMD Athlon5350の Google Octane2.0 Benchmarkの結果

マザーボード : GIGABYTE GA-AM1M-S2H
メモリ : CFD Elixlr 4GB×2 DDR3-1600
SSD : Transcend SSD256GB
OS : Windows10
ブラウザ : Google Chrome

Octane-Athlon5350

Intel Pentium N3700 Google Octane2.0 Benchmarkの結果

マザーボード : Intel NUC5PPYH
メモリ : Transcend 8GB×1 DDR3L-1600
SSD : Transcend SSD256GB
OS : Ubuntu 15.10
ブラウザ : Google Chrome

intel-NUC5PPYH-octane2

ブラウザのJavascriptの処理能力は、低電圧のIntel PentiumN3700よりもAMD Athlon5350の方がわずかに速い結果となりました。組み立てに労力を要した割に、Intel NUC5PPYHとほとんど変わらない性能。

ガッカリ感半端ない。

まぁ、ブラウザベースのベンチマークなので、PCMark8やCrystalMarkなどのベンチソフトを使えば差は出ますよ、アハハ…

まとめ

で、組み立てたPCは何に使えばイイのかね?

 - AMD, Chromeからの脱線話

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Comment

  1. オサリー より:

    5370出ましたね。(まあ買って5350はヤフオク行きですが)
    私はマザーをAsrockのAM1H-ITXでPCIExpressにテレビチューナーを付けて、起動HDDはSSD,録画データや音楽データはHDDの二台構成でメディアサーバーとして使っています。
    NUCよりは自由度があり良いですよ。

    • chromesoku より:

      >オサリーさん

      コメントありがとうございます。
      5370出ましたね。5350を買って1ヶ月も経たないうちに国内販売されて、軽いショックを受けていますw

      確かに自作PCはNUCより自由度が高く、自分好みのPCに出来るので楽しいですね。
      無駄に色んなパーツを付けたくなります。散財しそうで怖い!

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